引越の繁忙期と閑散期。繁忙期の引っ越し代は倍以上?

引越には繁忙期と呼ばれる時期と閑散期と呼ばれる時期があります。繁忙期でも特にフルシーズンとなるのが、3月、4月です。この時期は転勤、就職、進学などで新生活を迎える人が多く、引越の数も多いため、値引きは期待しにくいです。逆に1月、6月、11月、12月などは引越も少ない閑散期ですので、この時期は値引きを期待しやすい時期といえます。

 

引越繁忙期と閑散期での引越料金の違い

引越業というものは、スタッフによる家具・家財道具の搬送という仕事になりますので、業者はニーズに応えるだけの人員を確保する必要があります。

繁忙期にスタッフを増やして閑散期は減らすということをするとスタッフの多くがアルバイトなど質の低下を招きますので業者としてもある一定のスタッフは自社で抱えておく必要があるのです。

そうなってくると、繁忙期にあわせてスタッフを準備すると閑散期にはどうしても人余りが起きてしまいます。人件費というのは、そのスタッフが働いていても働いていなくても給料などの費用が発生することになります。

そのため、引越業者としては閑散期には多少の利益度外視であっても仕事を受注した方が少しでも足しになるという考えになります。
そのため、閑散期には引越代金の値踏みができる状態になります。逆に繁忙期と呼ばれる時期は逆にスタッフが不足気味ですので値下げは難しくなります。

引越価格の相場とは?」にも書きましたが引っ越し業者のスケジュールが詰まっている場合は通常期の2倍くらいの引っ越し代金が相場価格となります。

引越時期はやはり繁忙期に集中しやすい

引越は繁忙期と呼ばれる3月、4月はできるだけ避けることが引越費用を抑えるポイントではあるのですが、こうした引越の時期はコントロールがしにくいというのも事実です。

そのため、3月、4月の引越はやめて別の時期に引越をしよう。というのはアドバイスにはなっても、実際にそうできるかは別です。社命による転勤、進学による転居などは基本的にはタイミングが決まっています。

そしてそうしたタイミングはどこも同じなので、結局引っ越し時期は繁忙期になりやすいわけです。

引っ越し時期をコントロールできるなら閑散期を選ぶべし

一方で、引越の理由が「子供の出産」「結婚」などによる家族が増えたこと。単なる住み替えといった理由の場合はわざわざこうした繁忙期にあわせるのではなく、閑散期に引越をするようにすると良いでしょう。

また、引越に限らず繁忙期には賃貸物件なども需給が逼迫して探しにくい状態になりますので、引越の時期をコントロールすることができるのであれば閑散期を狙いましょう。

あと、引越の時期がコントロールできない場合には「曜日」を変える事でも引越代を節約できる可能性が高まります。

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